2024年01月12日

今週の注目感染症 
2024年第1週(1月1日~1月7日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1,611、定点当たり11.59の患者発生があり、前週の20から減少した。
定点当たりは、東部地区で15.1、中部地区で9.55、西部地区で9.68の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数1,082、定点当たり7.78の患者発生があり、前週の5.45から増加した。
定点当たり東部地区で9.38、中部地区で6.81、西部地区で 6.96の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数252、定点当たり2.83の患者発生があり、前週の5.52から減少した。
定点当たり東部地区で2.63、中部地区で2.44、西部地区で3.4の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数131、定点当たり1.47の患者発生があり、前週の2.89から減少した。
定点当たり東部地区で2、中部地区で1.37、西部地区で1の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数65、定点当たり0.73の患者発生があり、前週の1.18から減少した。
定点当たり東部地区で1.44、中部地区で0.15、西部地区で0.5の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は12.66で前週の21.65から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は47のままで推移、注意報レベルの保健所を有する都道府県は36から32に減少した。
・静岡県において第1週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (11.59) 、2)新型コロナ (7.78)、3)感染性胃腸炎 (2.83)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.47)、5)咽頭結膜熱 (0.73)、6)流行性角結膜炎(0.36)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年1月12日更新)