2023年07月14日

今週の注目感染症 
2023年第27週(7月3日~7月9日)

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数760、定点当たり8.54の患者発生があり、前週の8.78から減少した。
定点当たり東部地区で8.06、中部地区で8.81、西部地区で8.8の患者が発生した。

●新型コロナ
全県で罹患数1,128、定点当たり8.12の患者発生があり、前週の6.63から増加した。
定点当たりは、東部地区で11.48、中部地区で7.4、西部地区で5.17の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数342 、定点当たり3.84の患者発生があり、前週の4.08から減少した。
定点当たり東部地区で3.16、中部地区で3.19、西部地区で5.17の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数328、定点当たり3.69の患者発生があり、前週の3.82から僅かに減少した。
定点当たり東部地区で4.56、中部地区で3.07、西部地区で 3.3の患者が発生した。

●インフルエンザ
全県で罹患数88、定点当たり0.63の患者発生があり、前週の0.54から僅かに増加した。
定点当たりは、東部地区で0.66、中部地区で1.02、西部地区で0.26の発生があった。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.66で前週の1.26から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は7から8に増加した。
・静岡県において第27週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)ヘルパンギーナ (8.54)、2)新型コロナ (8.12)、3)感染性胃腸炎 (3.84)、4)RSウイルス感染症 (3.69)、5)手足口病 (0.9)、6)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 (0.8)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年7月14日更新)