2024年02月09日

今週の注目感染症 
2024年第5週(1月29日~2月4日)

●インフルエンザ
全県で罹患数2,008、定点当たり14.45の患者発生があり、前週の14.19から僅かながら増加した。
定点当たりは、東部地区で14.46、中部地区で9.62、西部地区で18.74の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数2,987、定点当たり21.49の患者発生があり、前週の19.14から増加した。
定点当たり東部地区で28.08、中部地区で17.55、西部地区で 18の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数555、定点当たり6.24の患者発生があり、前週の7.35から減少した。
定点当たり東部地区で6.06、中部地区で6.44、西部地区で6.23の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数391、定点当たり4.39の患者発生があり、前週の4.16から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で6.78、中部地区で2.26、西部地区で3.77の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数85、定点当たり0.96の患者発生があり、前週の1.22から減少した。
定点当たり東部地区で0.97、中部地区で1、西部地区で0.9の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は22.62で前週の19.2から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は43から42に減少、注意報レベルの保健所を有する都道府県は41から43に増加した。
・静岡県において第5週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (21.49)、2)インフルエンザ (14.45) 、3)感染性胃腸炎 (6.24)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.39)、5)咽頭結膜熱 (0.96)、6)突発性発疹(0.17)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年2月9日更新)