2023年09月01日

今週の注目感染症 
2023年第34週(8月21日~8月27日)

●新型コロナ
全県で罹患数3,513、定点当たり25.27の患者発生があり、前週の20.51から増加した。
定点当たり東部地区で33.10、中部地区で20.52、西部地区で 21.19の患者が発生した。

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数38、定点当たり0.43の患者発生があり、前週の0.44から減少した。
定点当たり東部地区で0.38、中部地区で0.67、西部地区で 0.27の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数216、定点当たり2.43の患者発生があり、前週の1.88から増加した。
定点当たり東部地区で1.81、中部地区で2.56、西部地区で2.97の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数55、定点当たり0.62の患者発生があり、前週の1.02から減少した。
定点当たり東部地区で0.56、中部地区で0.59、西部地区で 0.70の患者が発生した。

●インフルエンザ
全県で罹患数200、定点当たり1.44の患者発生があり、前週の0.96から増加した。
定点当たりは、東部地区で2.14、中部地区で0.69、西部地区で1.36の発生があった。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.4で前週の1.01から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は0から1に増加した。
・静岡県において第34週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (25.27)、2)感染性胃腸炎(2.43)、3)インフルエンザ(1.44)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.69)、5)RSウイルス感染症 (0.62)、6)ヘルパンギーナ(0.43)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年9月1日更新)