2023年09月22日

今週の注目感染症 
2023年第37週(9月11日~9月17日)

●新型コロナ
全県で罹患数2,640、定点当たり18.99の患者発生があり、前週の23.83から減少した。
定点当たり東部地区で20.38、中部地区で15.1、西部地区で21.0の患者が発生した。

●インフルエンザ
全県で罹患数1,109、定点当たり7.98の患者発生があり、前週の4.79から増加した。
定点当たりは、東部地区で6.66、中部地区で5.57、西部地区で11.53の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数266、定点当たり2.99の患者発生があり、前週の2.79から増加した。
定点当たり東部地区で3.16、中部地区で2.0、西部地区で3.7の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数84、定点当たり0.94の患者発生があり、前週の0.8から増加した。
定点当たり東部地区で1.31、中部地区で0.7、西部地区で0.77の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数68、定点当たり0.76の患者発生があり、前週の0.74から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で0.16、中部地区で1.19、西部地区で1.03の患者が発生した。

●手足口病
全県で罹患数55、定点当たり0.62の患者発生があり、前週の0.65から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.56、中部地区で0.11、西部地区で1.13の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は7.03で前週の4.48から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は23から31に増加した。
・静岡県において第37週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (18.99)、2)インフルエンザ (7.98)、3)感染性胃腸炎(2.99)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.94)、5)咽頭結膜熱 (0.76)、6)手足口病(0.62)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年9月22日更新)