2024年03月01日

今週の注目感染症 
2024年第8週(2月19日~2月25日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1,307、定点当たり9.4の患者発生があり、前週の12.96から減少した。
定点当たりは、東部地区で10.18、中部地区で5.79、西部地区で11.81の発生があった。
全県の警報レベルは終息基準値を下回った。

●新型コロナ
全県で罹患数1,402、定点当たり10.09の患者発生があり、前週の12.73から減少した。
定点当たり東部地区で12.86、中部地区で8.26、西部地区で 8.77の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数435、定点当たり4.89の患者発生があり、前週の5.09から減少した。
定点当たり東部地区で5.16、中部地区で4.48、西部地区で4.97の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数351、定点当たり3.94の患者発生があり、前週の2.92から増加した。
定点当たり東部地区で6.63、中部地区で1.7、西部地区で3.1の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数52、定点当たり0.58の患者発生があり、前週の0.85から減少した。
定点当たり東部地区で0.94、中部地区で0.48、西部地区で0.3の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は16.76で前週の20.64から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は41で前週と変わらず、注意報レベルの保健所を有する都道府県は44から41に減少した。
・静岡県において第8週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1) 新型コロナ (10.09)、2)インフルエンザ(9.4)、3)感染性胃腸炎 (4.89)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.94)、5)咽頭結膜熱 (0.58)、6)流行性角結膜炎(0.18)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年3月1日更新)