2023年06月23日
今週の注目感染症
2023年第24週(6月12日~6月18日)
●ヘルパンギーナ
全県で罹患数788、定点当たり8.85の患者発生があり、前週の5.37から増加した。
定点当たり東部地区で9.09、中部地区で9.0、西部地区で8.47の患者が発生した。
警報レベルの開始基準値の6を超え警報レベルに達した。
●新型コロナ
全県で罹患数773、定点当たり5.56の患者発生があり、前週の3.77から増加した。
定点当たりは、東部地区で8.82、中部地区で4.02、西部地区で3.47の発生があった。
●インフルエンザ
全県で罹患数157、定点当たり1.13の患者発生があり、前週の1.36から減少した。
定点当たりは、東部地区で0.6、中部地区で2.38、西部地区で0.57の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数510 、定点当たり5.73の患者発生があり、前週の6.27から減少した。
定点当たり東部地区で5.03、中部地区で4.48、西部地区で7.6の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数253、定点当たり2.84の患者発生があり、前週の2.29から増加した。
定点当たり東部地区で4.0、中部地区で1.74、西部地区で2.6の患者が発生した。
・麻疹が浜松市で1人発生、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.29で前週の1.36から減少した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は3で変更なしであった。
・静岡県において第24週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)ヘルパンギーナ (8.85)、2)新型コロナ (5.56)、3)感染性胃腸炎(5.73)、4)RSウイルス感染症 (2.84)、5)インフルエンザ(1.13)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年6月23日更新)