2023年07月07日

今週の注目感染症 
2023年第26週(6月26日~7月2日)

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数773、定点当たり8.78の患者発生があり、前週の10.12から減少した。
定点当たり東部地区で10.13、中部地区で8.23、西部地区で 7.83の患者が発生した。

●新型コロナ
全県で罹患数915、定点当たり6.58の患者発生があり、前週の5.81から増加した。
定点当たりは、東部地区で10.5、中部地区で4.93、西部地区で4.0の発生があった。

●インフルエンザ
全県で罹患数75、定点当たり0.54の患者発生があり、前週の0.79から減少した。
定点当たりは、東部地区で0.48、中部地区で1.1、西部地区で0.13の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数359 、定点当たり4.08の患者発生があり、前週の4.56から減少した。
定点当たり東部地区で2.91、中部地区で2.92、西部地区で6.33の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数336、定点当たり3.82の患者発生があり、前週の3.73から僅かに増加した。
定点当たり東部地区で5.0、中部地区で3.08、西部地区で 3.2の患者が発生した。

・麻疹は、西部地区で1人発生、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.26で前週の1.29から減少した。
 警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は3から7に増加した。
・静岡県において第26週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)ヘルパンギーナ (8.78)、2)新型コロナ (6.58)、3)感染性胃腸炎(4.08)、4)RSウイルス感染症 (3.82)、5)手足口病(0.93)、6)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(0.65)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年7月7日更新)