2023年08月11日

今週の注目感染症 
2023年第31週(7月31日~8月6日)

【新型コロナ】
 全県で罹患数2,421、定点当たり17.42の患者発生があり、前週の16.92から増加した。
 定点当たり東部地区で22.6、中部地区で13.31、西部地区で15.57の患者が発生した。

【ヘルパンギーナ】
 全県で罹患数158、定点当たり1.78の患者発生があり、前週の2.76から減少した。
 定点当たり東部地区で1.09、中部地区で1.85、西部地区で 2.43の患者が発生した。

【感染性胃腸炎】
 全県で罹患数245 、定点当たり2.75の患者発生があり、前週の2.84から減少した。
 定点当たり東部地区で2.19、中部地区で2.19、西部地区で3.87の患者が発生した。

【RSウイルス感染症】
 全県で罹患数229、定点当たり2.57の患者発生があり、前週の2.69から減少した。
 定点当たり東部地区で2.09、中部地区で3.63、西部地区で 2.13の患者が発生した。

【インフルエンザ】
 全県で罹患数130、定点当たり0.94の患者発生があり、前週の1.0から減少した。
 定点当たりは、東部地区で1.36、中部地区で0.64、西部地区で0.74の発生があった。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.44で前週の1.64から減少した。
 警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は8から7に減少した。
・静岡県において第31週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (17.42)、2)感染性胃腸炎(2.75)、3)RSウイルス感染症 (2.57)、4)ヘルパンギーナ (1.78)、5)インフルエンザ(0.94)、6)手足口病(0.64)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年8月10日更新)