2024年02月16日

今週の注目感染症 
2024年第6週(2月5日~2月11日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1,924、定点当たり13.84の患者発生があり、前週の14.45から減少した。
定点当たりは、東部地区で12.8、中部地区で9.86、西部地区で18.51の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数2,455、定点当たり17.66の患者発生があり、前週の21.49から減少した。
定点当たり東部地区で21.72、中部地区で15.24、西部地区で 15.51の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数514、定点当たり5.78の患者発生があり、前週の6.24から減少した。
定点当たり東部地区で6.19、中部地区で5.52、西部地区で5.57の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数364、定点当たり4.09の患者発生があり、前週の4.39から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で6.28、中部地区で2.89、西部地区で2.83の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数76、定点当たり0.85の患者発生があり、前週の0.96から減少した。
定点当たり東部地区で1、中部地区で0.85、西部地区で0.7の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は23.93で前週の22.62から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は42から41に減少、注意報レベルの保健所を有する都道府県は43から42に減少した。
・静岡県において第5週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (17.66)、2)インフルエンザ (13.84) 、3)感染性胃腸炎 (5.78)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.09)、5)咽頭結膜熱 (0.85)、6)流行性角結膜炎(0.41)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年2月16日更新)