2024年01月05日
今週の注目感染症
2023年第52週(12月25日~12月31日)
●インフルエンザ
全県で罹患数2,780、定点当たり20の患者発生があり、前週の20.37から僅かながら減少した。
定点当たりは、東部地区で24.48、中部地区で16.79、西部地区で18.11の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。
●新型コロナ
全県で罹患数758、定点当たり5.45の患者発生があり、前週の4.29から増加した。
定点当たり東部地区で7.78、中部地区で3、西部地区で 5.17の患者が発生した
●感染性胃腸炎
全県で罹患数491、定点当たり5.52の患者発生があり、前週の7.43から減少した。
定点当たり東部地区で4.44、中部地区で4.41、西部地区で7.67の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数257、定点当たり2.89の患者発生があり、前週の4.07から減少した。
定点当たり東部地区で3.94、中部地区で2.59、西部地区で2.03の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数105、定点当たり1.18の患者発生があり、前週の2.48から減少した。
定点当たり東部地区で1.88、中部地区で0.93、西部地区で0.67の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は21.65で前週の23.13から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は47のままで推移、注意報レベルの保健所を有する都道府県は34から36に増加した。
・静岡県において第52週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (20) 、2)感染性胃腸炎(5.52)、3)新型コロナ (5.45)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.89)、5)咽頭結膜熱 (1.18)、6)流行性角結膜炎(0.41)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年1月10日更新)