2023年12月22日

今週の注目感染症 
2023年第50週(12月11日~12月17日)

●インフルエンザ
全県で罹患数4,042、定点当たり29.08の患者発生があり、前週の33.09から減少した。
定点当たりは、東部地区で41.32、中部地区で22.88、西部地区で21.6の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数563、定点当たり4.05の患者発生があり、前週の3.64から増加した。
定点当たり東部地区で5.4、中部地区で2.57、西部地区で 3.94の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数568、定点当たり6.38の患者発生があり、前週の6.39から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で6.06、中部地区で5.19、西部地区で7.8の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数360、定点当たり4.04の患者発生があり、前週の4.09から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で4.53、中部地区で2.96、西部地区で4.5の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数211、定点当たり2.37の患者発生があり、前週の2.21から増加した。
定点当たり東部地区で3.22、中部地区で1.96、西部地区で1.83の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は29.94で前週の33.72から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は47のままで推移、注意報レベルの保健所を有する都道府県は43から36に減少した。
・静岡県において第50週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (29.08) 、2)感染性胃腸炎 (6.38)、3)新型コロナ (4.05)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.04)、5)咽頭結膜熱 (2.37)、6)流行性角結膜炎(0.45)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年12月22日更新)